診療のご案内

Medical Treatment Guide

こんな方におすすめ

日本における「がん」による死亡の第1位は「肺がん」です。

肺がん死亡を減少させる為には肺がんの早期発見、早期治療が有力とされています。
従来の胸部X線検診と比較して、CT検診による肺がんの発見率は10倍程度高く、発見された肺がんは早期がんである比率が高く、その治療成績も良好とされています。

検診においてほとんどが健常者である受診者に対して、通常診療と同等の方法でCT検査を実施することは、放射線被ばく等を考えると適切であるとはいえません。

そこで従来のCT検査よりも放射線量を10~15分の1に抑えて、被ばく線量を最低限に抑えたCT検査が「低線量肺がんCT検診」になります。

肺がんCT検診

日本人の死因の第1位は悪性新生物(いわゆるがん)です。
とくに肺がんで年間に亡くなる方は74,328人(年)と,がんの中でも最も多く,非常に予後が悪いことが知られています。

肺がんは進行した状態で発見された場合,残念ながら根治は難しい病気です。
そこで,早期の発見と早期の診断・治療が非常に重要となります。
早期肺がんであれば, 手術や放射線治療,あるいは薬物療法で,治癒につなげることが可能となります。
肺がん検診としては胸部エックス線検査(レントゲン検査)が一般的に行われていますが、 実はレントゲン検査で早期の小さな肺がんを発見するのは困難です。
そのためより小さな病変を発見することができる胸部CTを検診として行う施設が増えてきています。 CT検診による肺がんの発見率はレントゲン検査に比べて10倍程度高く, また発見された肺がんは早期がんであることが多く,治療成績も良好とされています。

しかしながら,検診では多くの方が健康な方のはずですので,病気をもっている方に対して行う通常のCT検査と同等の方法をとるのは,放射線被ばくを考えると適切ではありません。
その問題を解決するため,従来のCT検査より放射線被ばく量を7~10%以下程度に抑えて被ばく量を最低限に抑えたCT検査が,「低線量肺がんCT検診」です。

当院では低線量肺がんCT検診を行っています。
肺がんをできるだけ早期に発見し, 適切な治療に結び付けることで,肺がんで死亡しないようにすることが大きな目的です。

CT検査では,肺がん以外の呼吸器の病気
(肺炎,肺気腫,抗酸菌感染症,気管支拡張症,間質性肺炎など)や,
肺以外の病気(心臓や血管の動脈硬化像,乳がんなど)が発見されることもあります。
肺がん以外の病気が見つかった場合でも, 呼吸器内科専門医,アレルギー科専門医として,適切に診療を行っていきます。

検査時間

診療日はいつでも対応いたします。撮影にかかる時間は5分程度です。
(混雑時はお待たせすることもありますのでご了承ください。) Web予約,電話予約も可能です。

費用

10000円(税別) 自費診療となります。
精密検査が必要と診断された場合は,それ以後の診療には健康保険が適用されます。

検査結果

検診結果は2週間以内に郵送でお知らせいたします。
(医師から直接結果をご説明することも可能ですので,ご希望の際はお声がけください。)

低線量肺がんCT検診の特徴

図のように、同じ肺がんもエックス線検査とでは見え方が大きく異なります。
レントゲンでは心臓など他の臓器と重なって見えづらい場所も、CTでは明確に確認することができます。

★レントゲン写真
(右肺の下にぼんやりと影があります)

★CT写真
(左のレントゲンのCT画像:右下葉の肺がん)

CTは分解能に優れており、胸部エックス線検査では見えない小さな影や薄い影もしっかりと確認できます。

★レントゲン写真
(両側の肺におぼろげな白い影がみえます)

★CT写真
(CTでは粒状の影やかたまり状の影が
しっかり確認できます。)

低線量肺がんCT検診の方法

検査台にあおむけに寝ていただき位置調整をしたあと、数秒間呼吸を止めている間に、
肺の全体を細かく撮影します。 得られたデータをコンピュータが計算し、約1mmごとの体の断面図を作ります。

当院のCT検診では、最先端のCT装置と被ばくを低く抑える技術を用いるため、
実効線量で1mSv(ミリシーベルト)以下という非常に低い線量で検査を行うことができます。

こんな方におすすめします