診療のご案内

Medical Treatment Guide

~肺炎球菌(はいえんきゅうきん)ワクチンについて~

ポイント

①肺炎球菌ワクチンの種類
20価結合型ワクチン(PCV20:プレベナー20)
21価結合型ワクチン(PCV21:キャップバックス)

②対象者
65歳以上の高齢者には接種が勧められています。
喘息やCOPDなどの呼吸器疾患,糖尿病,心疾患などの基礎疾患を持っている方につよくお勧めします。

③公費の助成
65歳で公費助成を利用する方はプレベナー20を接種します。
公費対象外の方はより高い予防効果を期待できるキャップバックスを推奨します。

Q.肺炎球菌ワクチンの種類について

肺炎球菌ワクチンには大きく分けて3種類あります。
肺炎球菌にはじつに90種類以上のタイプ(血清型)が知られています。
その中でもワクチンは,感染を起こす頻度の多いタイプをカバーしています。

1)ニューモバックス(PPSV23):23種類の肺炎球菌に対してそなえることができるワクチンです。
重要:5年ごとにニューモバックスを繰り返し打つのは今後は推奨されません。前回のニューモバックス接種から1年経過していれば、プレベナーやキャップバックスの接種をご提案させていただきます。

2)プレベナー,キャップバックス(PCV20, PCV21):20種類,21種類の肺炎球菌に対して対応するワクチンです。
PCV20はプレベナー20Ⓡとして知られています。
PCV21はキャップバックスⓇとして,高齢者や免疫不全者などに対して2025年から新しく投与ができるようになりました。

Q.公費で補助がでるって聞いたけど?

プレベナー20は,成人の任意定期接種の対象となっています。

国の方針により、2026年4月1日以降に使用されるワクチンの種類が「23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)」から「20価肺炎球菌ワクチン(プレベナー20)」に変更されることとなりました。これに伴い、自己負担額などが変わります。

令和8年度も引き続き肺炎球菌定期予防接種の対象となる65歳の方のうち、接種記録が確認できない方に対して、接種に関するご案内が届きます。

Q.キャップバックスって,今までのワクチンと何が違うの?

2025年から,新しい肺炎球菌ワクチンである「キャップバックス」が打てるようになりました。

昔からつかっているプレベナー20のニューバージョンと捉えると分かりやすいです。
プレベナー20は,その名の通り20種類の肺炎球菌に対してそなえるワクチンでしたが,キャップバックスは21種類に対応します。

副反応も今までしられているとおり,注射した場所の赤みや腫れ,痛みなどであり,キャップバックスに特別な副反応は報告されていません。
まだ実際に世界で広く使われているわけではないので,今後実際の効果報告がふえてくると思います。

 

価格表

  • 肺炎球菌(ニューモバックス) 8,800円(税込)
  • 肺炎球菌(プレベナー20) 13,200円(税込)
  • 肺炎球菌(キャップバックス) 14,500円(税込)

~インフルエンザワクチン接種をおすすめしています~

・インフルエンザってどんな病気?

インフルエンザは、大変伝染力の強いウイルス性の呼吸器感染症です。

よくみられる症状は、39℃以上の発熱や震え、頭痛などのほか、

痰のあまりでない咳(乾性咳嗽)、筋肉痛や関節痛などが挙げられます。

ヒトからヒトへ簡単にうつり、感染が広がります。

 

感染している人が咳やくしゃみをすることで、ウイルスがばらまかれます。

インフルエンザウイルスに感染すると、通常では24日で症状が急に現れます。

症状が現れてから4日間程度が人にうつす可能性のある時期とされています。

・ワクチン接種が特に必要なのは誰?

抵抗力の弱い人は、インフルエンザで命を落とす可能性があります。

以下のような方(ハイリスクグループ)には、
インフルエンザのワクチン接種を強くお勧めします。

・ワクチン接種はいつすればよい?

日本でのインフルエンザの流行期は12月下旬から翌年3月初めまでのことが多いです。

ワクチン接種から効果が十分にみられるまでには2週間程度かかりますので、

11月までにワクチン接種を済ませておくのが理想です。

・毎年打たなきゃいけないの?

インフルエンザウイルスは毎年少しずつ性質を変え、毎年異なるタイプのインフルエンザが流行します。

その年に流行するインフルエンザウイルスのタイプの予想し、
それに対して毎年夏からワクチンが作られます。

その年ごとの予想にあわせた予防接種を毎年行う必要があります。

静岡市では、高齢者インフルエンザ予防接種事業が行われ、助成があります。

詳細は静岡市のHPをご覧ください(https://www.city.shizuoka.lg.jp/388_000089.html

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大石 敏弘医師
プロフィール

清水第八中学校、清水東高等学校を卒業後、浜松医大医学部に進学。

大学卒業後は、 静岡済生会病院、浜松医療センター、浜松医科大学医学部附属病院、島田市立総合医療センターを経て、再び現在静岡済生会病院にて地域医療に携わる。

糖尿病や甲状腺、高血圧・脂質異常症などの生活習慣病を専門とし、患者一人ひとりのライフスタイルに合わせた実践的な治療方針を重視している。

現在は当院に非常勤、そして静岡済生会内分泌科として勤務し、日々の診療にあたっている。

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